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鈴 真由.の徒然なる介護日記

経過観察最後の検査

がんは手術後5年間、転移や腫瘍マーカーで数値をみて何も起こらなければ原発がんが寛解した。とみなされて定期検査から卒業できる。

 

母が大腸がんの手術をしたのが5年前の1月7日。

幸いリンパ節への転移がなかったので抗がん剤放射線治療もなく手術だけでその後の経過を定期的に見てきた。

その最後の検査が年始一番にあった。

 

大腸がんなので大腸内視鏡検査が入る。

この検査は医療検査に恐怖のない母が唯一嫌がる検査なのだが、なにせ大腸がんが原発なので年1ペースでやってきた。

今回はラスト検査?となるため、前の定期検査の時に予約をとったので予約から検査までが半年も時間があった。

一応、注意書きと下剤の薬やあの大量の腸を洗い流す水?は購入させられたのだが、前日の専用の食事がなかった。

私も昨年の6月に初大腸内視鏡をやったのでその時に前日に食べる食事セットを買わされたのだが、いいのかな?と思いつつ、腸内で消化できない食物が残って検査がうまくいかなくても嫌ので、検査食の「クリアスルー」をAmazonで買って渡しておいた。

 

私はめちゃめちゃ具合の悪い時に食べさせられたので、このクリアスルーは、ほとんど食べなかったけど母は

「物足りないわ」と言いながら完食していた。

 

当日は大腸内視鏡と造影CTの検査だったのでいつものように私が車に乗せて同行。

承諾書も書かなきゃいけないしね。

この5年、何回、承諾書のサインを書いたのだろう。

いつの間にか、親の検査の承諾書にサインをするようになってしまったんだな。と思いながらいつもサインする。

 

予約制とはいえ結構、遅れるので私はひたすら院内で待ち。

2つの検査があるので結構が時間がかかった。

母はもちろん、朝から何も食べていない。

大腸内視鏡検査のあとしばらく回復室で休んで出てきた母が一言。

 

「おなかすいたわ、何食べる?」

だった。

そういえば、検査前に

 

「終わったら何を食べるか?考えておいてね」

 

と言っていた。

 

いや~毎度ながら、この母には圧巻だ。

私なんて、検査後しばらくお腹が痛くて何も食べられなかったのに。

この日は大腸内視鏡検査後1時間で天丼(毎回、天丼なんだよね)を完食している母。

本当にすごすぎる。

 

いままで大丈夫だから?と安心はできないが寛解まで最後の検査。

無事、OKが出ることを祈るばかりだ。

 

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