物を捨てて部屋の住環境を整えよう。と言っても母がガン!として手を出させない。
母自身が
「私がやるっていっているんだから、ゆっくり見ていてよ!」
と逆切れされても、80年積み上げることはできても処分することはできない実績があるので絶対に無理。
ケアマネに相談すると
「ご家族が無理。となると介護保険やケアマネは手が出せません。
利用者が嫌!と拒絶されたらそれまでなので。
どうみても危険な状態は強行突破でもかたずけないと」
と言われてもこっちも頭に来ているので、、
本人(母)は根拠なく
「絶対にもうあんなことはない!」
と言い切るが、これも私やケアマネからすると「絶対に次もある」とみるのが妥当で。
ケアマネからの提案で
「娘さんがセコムやアルソックの高齢者見守りプランに加入していざというときに来てもらうというのはどうでしょう」
という事になった。
今回は、たまたまヘルパーが助けられたが、老人なので例えば骨折などをしていた時は
ヘルパーが下手に手を出すことによって複雑骨折になってしまうこともあるそうなのだ。
なのでいつもヘルパーが助けられるとも限らないというのだ。
実際事例として、同じような感じの状況で助けられた老人がその時は足が赤く腫れていた程度だったのだが、数日後に亡くなったこともあるので老人の急変はわからない。
民間警備の見守りプランも本人が首からボタンをかけていてくれて協力してくれればいいが、うちの母は絶対に持たないだろうし、
そのSOSボタンが物に埋もれてしまう確率も高い。
でもできることから、、と各社に資料請求と問い合わせをしたら・・・
「警備会社は駆け付けて、各所に通報することはできますが、利用者の体に触れることはできません。
それこそ、触れることで何かあったら問題になりますし、物を踏み分けて救出もできません。
依頼者の家の物の破損が損害賠償になってしまうので。
なので救出はできません。」
という回答が即効で各社から返ってきた。
ヘルパー以上に警備会社はリスクマネージメントをとっている。
要するにゴミ屋敷で遭難した老人は救えない。ということだ。
さあ、いざって時、どこに助けを呼べばいいのか?
ケアマネともども頭を抱えることになった。
根本の部屋をかたづければいいのだよ。
片付けるというか?
物をすてて、せめて普通に散らかった程度にして足元の安全をはかる。
普通の住環境にする。
そうできないから、問題なのだ。
母は処分した。
と言っていたが、ボロを数枚。
紙類(段ボール)を少しまとめただけ。
これじゃあ、焼石に水なんだよ~~~~