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鈴 真由.の徒然なる介護日記

境界線問題

片頭痛持ちなので頭痛が起こると実家に行かない。

というか、毎日、親のことばかり心配しているのも息が詰まるので時々、引きこもりたくなる私。

そうしたら、母から何度も着信があった。

 

心配してくれているのかな?

 

と思い、面倒だが折り返したら

 

「家の境界線問題で今度、自治会で話し合いがあるっていうの。

あなた、出てくれない?」

という要請だった。

こういうのばっかりだ。

 

数年前に実家の土地の境界線と今の測量の境界線にずれがあって、実家の塀が数センチ越境している。という問題を提起されたことを思い出した。

確かその当時の話では、自治会と土地を分譲した共済会がお金を半分だすから塀を作り直してくれとか。なんとか。

でも外塀のブロックを全部、作り変えるなんてとてつもなく大変だし、話もそのままになっていたので私も忘れていた。

自治会の中でそのような状況に該当する家が3軒くらいあり、実家がそのうちの1軒だったのだ)

 

どうやら今の自治会長と該当者(実家以外)はヤフーメールでやり取りしているらしく実家にはメールがないので印刷されたメールの文面が回ってきていた。

 

いやいやいや、私も具合悪いってば。

そしてその日は予定が入っていて行けなかったので、実家に来ていた妹2号に聞きに行くだけでも行ってくれないか?と頼んだ。

(妹2号は鬱なのか?午前中は稼働不能で、その日の体調次第なので予定はわからんという人)

 

当日、予定がたまたま早く終わって何とか車で間に合いそうだったので私がその話合いに参加することになった。

 

中心になる自治会長のAさんってどなた?

私の知っているAさんは祖父と仲がよかったおじさんだけど、そのおじさんの息子さん?

そして該当の家の参加者も

1軒は娘の代になっている娘さん(私より上のAさんと同級生)

1軒は幼馴染の父親で御年88歳のおじいさん

そしてうちは孫の代である。

なんともシュールな話し合いメンバーである。

 

そもそもの原因が分譲時の測量と建築基準が今の測量の間に誤差があり、図りなおしたら塀が越境していたり、樹木が私道にでていたりするということらしい。

自治会としては家の前の私道を市道として市に寄付してでも管轄を市に移したいらしいのだが、越境問題が起きていてそれが出来ない上、この私道を所有していたもともとの分譲主である共済会が縁もゆかりもないコンサルにこの私道を売ってしまったという流れがあり、どうにかせねば!ということらしい。

 

といってもさ~

この塀は私が生まれる前からあるし・・

ここを買ったのは祖父で、家を建てたのは60年以上前の話なわけだ。

なので、うちは孫の代になってこんな問題にかかわらなくてはならない。

(建て直していない60年前のままだし)

 

もともとの分譲地も代替わりして今では小さな建売になって昔の分譲主とはゆかりもない若い夫婦が入ってきたりしているわけだし・・

どうするの??

って感じ。

 

そして、この問題はなんと!昭和60年代から提起されていたらしく・・

ごめんなさい。

私、子どもでしたよ。としか言えない。

とはいえ、もう実家では母も話が通じなくなっているし、問題になっている家の連絡先として私が代表に立たざる負えない状況で・・・。

 

生まれる前の測量と今の測量が違っていて、ブロック塀が数センチでているから削れっていわれても・・・。

 

とりあえず、自治会長の人とも顔つなぎをして、今後連絡は私にもメールで流してくれ。

ということでまとまった。

 

今のところ、うちの土地の名義人は父なので私には手も足もでないし・・。

今後、親が亡くなったらここはどうするのか?

その時まで待ってくれるのか?

何やら、わけわからんって感じ。

 

マンションの管理組合だって、忙しくて参加できなくてお断りしているのに実家の自治会に顔を出さなきゃいけないの?

 

これも介護問題??

何から何まで大変すぎるよ。

 

*****************************

 

追伸・自治会長さんは私の知っているおじさんの息子さんでした。

「はじめまして」なのだが、彼はボーダーコリーを飼っているらしく

私に対して

「え?犬の娘さん?うち、ボーダーコリー。」

という一言でなんとなく親しくなってしまった。

この近辺でボーダーコリーと散歩で会うのは何頭かしかいないので、たぶん、今までもたぶん散歩で会っているのだ。

犬飼いは飼い主の顔は覚えていなくても犬のことは覚えているので。

恐るべし犬コミュニティよ。

 

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