Kai ! GO ! Life

鈴 真由.の徒然なる介護日記

冷蔵庫の中

ぷー太郎になって、久々に実家でご飯を作った。

仕事をしていると帰宅時間が遅いので夕食作りには間に合わないのだ。

最近は母ともご飯を食べていなかったので、超久しぶりに実家の冷蔵庫を開けると・・・

 

1人なのにどうしてこんなに買い込むのか?

今に始まったことではないけど、何かを作る前に冷蔵庫から腐敗物を捨てるところから始まる。

チルドルームなんて、物が詰まりすぎていて動かない。

なんでもビニール袋にいれて突っ込むので、何が何だか?

本人もわからなくなっているのだろう。

アオカビが生えたもの、賞味期限が切れたものをボンボン捨てていく。

 

母は後ろで

「まだこれなんて大丈夫よ!」

と怒っているが、開封前でも賞味期限が半年前のものとか?

廃棄。廃棄。

実家の冷蔵庫を見ていると半年前でも新しく感じてしまう自分を厳しく律しながら

ボンボン出していく。

チルド室、ほとんど廃棄。

そして、ドロドロになっているのでチルド室ごと風呂場で洗う。

こういう作業を何十回?やっているのかな?

チルド室だったり、野菜室だったり。

ここの家で台所作業をしようとするとこの大廃棄から始まる。

あまりに繰り返されるのでこっちもイラつくを通り越して泣きたくなってくる。

 

そして毎回、泣きたくなるのを我慢して廃棄していくのに・・・

開封前のハムやらベーコン(賞味期限切れ)が翌日になるとまた、チルド室に戻っている。

昨日、ゴミにわけたのに、母がゴミ袋から戻すのだ。

ああああ、むなしい。

と思いながら再度、ゴミ袋に入れていく。

この無限ループのようなゴミ捨て。

一体いつまで続くのか??と思いながら。

 

あまりに食材があるので、煮物とかをガシガシ作る。

買い込んでいるのは母なのに

 

「食べたくないから、そんなに作らなくていいわよ!」

 

と言われる。

私だって、自宅で作るときはある食材を考えてから、これだと何が作れるかな?

と料理を進めていくのだが、実家の場合、どうやったらこの食材を消費できるのか?

を優先に考えなくてはいけない。

そして、使っても翌日にはさらに買い足されている野菜類を見て、ため息がでる。

 

しばらくぶりの実家の台所との戦い。

世の中、物の値上がりで買い物をするとき、値段を考えながら買っている人が多いのに

そんなことは微塵も感じられない実家の台所である。

(「高くなった。お金がない。」と母は言うことは言うが、行動がこれなので娘はそうは思えない・・・)

連日、実家の台所に出入りすると疲弊がすごい。

 

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村