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鈴 真由.の徒然なる介護日記

賞味期限切れ12年

母には賞味期限という概念がない。

開封されていなければいつまででも大丈夫。

魚も肉もぬめりがついていても洗えば大丈夫。

作ったものは再加熱(再電子レンジ?)すれば大丈夫。

自分が食べるから文句ないでしょ!

という人で、毎度、冷蔵庫を開けては喧嘩になる。

 

先日、居候している妹2号から

「ママ、12年前のイチゴジャム食べている。

しかも小瓶に小分けにして。。

色がちょっと変わっているけど大丈夫って。。」

と聞いて・・

 

いやいやいや。

それ全然大丈夫じゃないでしょ!!

即刻、捨てろ!と言ったが母は自分が食べるからいいでしょ!とキレているらしい。

 

12年前が賞味期限って・・。

12年の時間があれば、生まれた人間の子供は小学6年になるんだよ。

犬だったら、仔犬から育ててももうシニアの年齢になるくらいの年月が賞味期限から過ぎている食品を食べていい訳ないだろう。

 

それだけの年数に価値がでてくるのは、ウイスキーとか泡盛の古酒とかで、間違っても安物のイチゴジャムではない。

 

そもそも、ジャムの類は糖尿病の人にはよろしくないので、食事制限が出来ないのであれば、せめてジャムと市販のジュース(野菜ジュースを含む)はやめましょう。って栄養指導されているんだけどね・・・。

全然、記憶にないらしい。

 

4年半前の大廃棄の時、一応2008年より前の賞味期限の食品は捨てたはずなんだけど。。

そんな古いものが残っていたのか。

というか賞味期限切れ1年、2年、3年、4年あたりがゴロゴロあるのでどうせ食べるなら新しいものから食べればいいのに。と思う。

 

このあたりの感覚は認知症とか?

関係ない気がする。

 

本人、戦時中を思えば・・とかいうけど。

戦時中を体験した人はこんなに廃棄物がでるような買い物はしないんだよね。

祖父とか祖母とか、実に清貧だったから。

 

12年物の変色したイチゴジャムを食べてもお腹をこわさない大腸がんサバイバーの母を見ると最近お腹の不調に悩まされている私はある意味、すごいと思うけど・・

 

どう考えてもイカレテいる。

 

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