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鈴 真由.の徒然なる介護日記

医療保険の解約

父の医療保険を解約した。

医療保険というか終身保険の医療特約だ。

 

両親の保険関係は私が少し保険をやっていたのでいろいろ見直して、指定代理をつけたり解約を勧めたりひととおり整理して保険証券は父母別のファイルに入れて、うちで保管している。

(どこに何があるのか?実家では訳わからんし、母の管理に危ういものを感じて

5年くらい前に全部預かった。)

 

父自身は保険が嫌いだったようなのだが、母がちまちまといろいろ加入させていた。

(昔は契約者本人じゃなくても契約できたので・・)

 

保険って大体の人が、加入するときはわかった気でいてもその後、どういう内容でいくらの保険に入っていた。と理解している人が少なくて・・

うちの親もまさにそのタイプ。

 

医療の特約は父母とも古いタイプで入院何日目からという待機期間があるやつだ。

かんぽの特約なのはわかっていて、やめてもいいかな。と私は思いつつ

入院はすることもあるか。と解約しないでおいたが・・甘かった。

 

待機5日だっけかな?と思い、3月の父の入院時の請求をかけようと郵便局に相談にいったら、待機が15日とかめちゃくちゃあって保険適用にならなかった。

 

今って入院期間の短縮化で医療保険も日額いくら?より入院したら一時金でまとめて初日に支払うタイプが推しになっているはず。

昔は入院期間も長かったので、待機が2週間あってもよかったのかもしれないけど今だと脳血管障害での入院以外、ほぼ短期入院なので該当しなくなる。

しかも保険料は支払終わっているのかと思っていたら、いまだに年で数万払っているとか。

月5000円でも使えない保険に支払うことの方が無駄だ。

 

解約しよう!

と思ったが、契約者が動けない。

契約者が書けない。

契約者が郵便局に行けない(かんぽの場合)と解約はとてもハードルが高い。

 

委任状必須だが、最近は委任状に字を書いてもらうのも難しくなってきた。

(本人がわかっていないので書きたがらないし、今は施設にいるし。。)

 

解約手続きに行こう。行こう。と思いつつ月日がたつ。

最悪、次回の年払いの引き落としができないようにすれば失効になるからそうすれば解約しなくても保険料は支払わなくてもよい。と言われたが、それはそれで通帳を0にしなきゃいけないのでリスキーだし、早く解約すれば返戻がある。

自分の保険だったら即日で解約するが面倒なのと体調が悪かったので7月まできてしまった。

 

いくつかのミスがあり、何度も委任状にチェックをしてもらいに私が往復しながら、なんとか医療特約の解約をした。

80歳も半ばになったら、医療より介護だろう。

そして、後期高齢者医療がまだ、お安くすんでいるので保険じゃなくて預金で行けるだろう。と思い使えない保険をやっと切った。

 

母の待機5日のかんぽの特約も。

無駄に高い引き受け緩和の医療保険(通販で75歳過ぎてから入ったらしい)も辞めてしまっていいと思うのだが、これは母が辞めないというのでそのままだ。

 

終身医療保険だったら、あればあったで役にたつのかな?

でもそれは払い込みを終えての場合だろうな。

私自身は84歳で保障が止まる医療共済にはいっているが、それ以降は預貯金でなんとかしようと思っている。

 

そんなことも考えられない年齢ゾーンになる前にいろいろ見直すべきですね。

 

ちなみに古い保険がすべて使えないわけではないです。

昔の保険は予定利率がお宝なものもあるので終身保険などは解約しないほうがいいです。

父の終身保険には配当がついていて、かなりこの配当が増えています。

(契約者でないので教えてもらえないけど)

ただ、かんぽの配当金。

解約か死亡時しか払い出せないのがクソなんですけどね。

 

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