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鈴 真由.の徒然なる介護日記

泌尿器科受診

父の泌尿器科受診日だったので病院にいった。

前回から主なしで私のみ。

検査の時は連れてきてもらわないとダメだが薬だけなら家族でもよい。とのことだったので私だけで行った。

 

特養に診察券も保険証も預けているので前夜に貸し出ししてもらってから通院。

なんか、父の保険証を借りてくるって変な感じだ。

 

泌尿器科通院は4年半、私が付き添ってきたので担当医も顔を覚えてくれているし、母にはこの病院に行くことはできないので私しかない。という感じになり休みもとって行き続けている。

 

担当の先生もたぶん同年代で(ちょっと下かな?)、3月の入院の時もお世話になった。

父を連れているとあまり会話がなかったのだが入院の説明や前回の受診時はマンツーマンなのでいろいろ話した。

 

「施設入所になってしまったので今ははっきりいって様子がわからない。

何かあれば連絡がくるので変わらない処方でお願いしたい。

トイレ失敗はあるようだが血尿は出ていないと思う。

それより、施設でスタッフの方に暴言は吐くわ。

帰りたいと反抗するわ。

杖でスタッフを小突くわ。

で追い出されてしまうのではないか?と気が気ではないです。」

 

と言ったら、

 

「ガンはあるんだけど、4年半、何の治療もせずにいて転移もなく生きているって本人の遺伝子がとても強いとしか言えないのです。

でもこれからは加齢により体の機能が落ちてくるので、どこまで戦えるか?は本人の寿命との戦いですね。

正直、何の治療もしていないので急変しても何の処置もできないのです。

それなのに、施設で暴れているんでしょ?

すごいですね~。

あなたにもその遺伝子があるんですよ。」

 

と言われる。

 

「いや、私は半分ですから、弱いです」

 

と言ってきた。

 

薬といってもガンの薬じゃなく前立腺の薬なので、ほとんどプラシーボ。

飲みたくなかったら飲まなくてもいい。って感じ。

 

次回、一応、CT検査をいれて本人受診にしているが、これもなくてもいいらしい。

米寿に近い高齢者が素のままガンを温存して生きているので、今更、経過観察もね~って感じだけど、本人が外出したいならどうぞ。って感じ。

 

「僕にも高齢で頑固な父がいるんで、〇〇さんを見ていると父を思い出します。

医者がこんなこと言ってはいけないんですが・・

僕の父だったら、もう、好きにさせますね。

好きなもの食べて、好きに暮らさせます。

だからと言って家族が犠牲になるのは別の話ですが・・。

僕はこっちに来ていて実際、地方にいる父の介護をできないので大きなこと言えないんですが・・」

 

とも仰せ。

 

3月のガンの写っているCT画像を見て、

 

「ガン、ここにあるんですけどね・・・。

暴れているんですね。。」

 

で終わる。

 

次回9月、父とまたこの先生の前に来れるのか?

もう、そういう年齢なのだな。

 

お会計150円。

安すぎ・・・

駐車料金より安い。。

 

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