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鈴 真由.の徒然なる介護日記

車椅子散歩

仕事じゃないけど仕事のように週5日拘束されるような日常に戻ると正直、親のことに時間がまわせない。

朝も前より早いので、母が起きる前に出るため寄れないし、帰りに母の生存を確認するのが精いっぱいで夕飯も一緒に食べられないようになった。

 

やばい。

父の面会にも行けていない。

この前行ったのは月頭だったな。

私しか行かないのでせめて月に1.2回は顔をださないと。。

ああああ、ヘルパーさんとの課題が解決できないまま時間が。。と焦る。

 

で、なんとか時間をやりくりして父の面会に行く。

前回、ヘルパーさんに出された食事の時のエプロン問題。

 

本当は施設で共用で使っているエプロンを都度都度使っては洗ってもらうのがベストなのだが、この爺は絶対に嫌がるため、ちょっと小じゃれた?介護エプロンを買って私がプレゼントという形で父に贈り、特別感を出してエプロンをする。ということに慣れていただくという形で行くことにした。

そのために前夜、プレゼントラッピングしたり、

犬の写真つきギフトカードをつくり

 

「ちょっと素敵なエプロンを見つけたの。

かっこいいから使ってね。ワン」とかコメントをつける。

 

めんどくさい小細工を時間をかけてやっている自分を偉い。と思いつつ、

担当ヘルパーさんにも伝える。

そして、女性ヘルパーに

 

「まあ、素敵!〇〇さん、使いましょうよ!」

 

と持ち上げてもらおう作戦をお願いする。

気分よくエプロンをしていただくために父の好きなイチゴのケーキも買っていく。

本当!メンドクサイ親だ。

 

久しぶりの面会なので父は寝ていたが起き上がって

 

「誰も来ない!」

 

とふてくされていた。

 

「そりゃそうだ。私しか来ないよ。」

 

と言いつつ、この日も「お外にいかない?」と誘ってみる。

この日はワンズは暑くて連れて行っていないのだが、お外には行く!というので

車椅子に移乗させてもらう。

 

私が車いすを押して

 

「お散歩いってきま~す!」

 

というと外国人ヘルパー女性が

 

「おお、〇〇さん、こういう時はいい表情しますね。」

 

と流ちょうな日本語で送り出してくれる。

 

外は真夏日の日だったので、結構暑い。

最初は「暑くない」と言っていた父もしばらくすると「暑いな。」と言い出した。

(という風に認識した。私は)

 

この前よりも大回りで施設の近所を車椅子で散歩してきた。

車椅子を押すのも結構、疲れるものだ。

道がよくわからず、大回りの散歩になってしまったため、私の腕が筋肉痛になりそうだったが、父は結構、嬉しそうだった。

 

 

施設に戻って私が帰るとき、外国人女性ヘルパーさんが

 

「〇〇さん、おやつ食べない?

あ、エプロンつかいましょ。かっこいいね。」

 

とエプロンをケーキとセットで持ち出してくれた。

果たしてエプロン問題は解決されたのか??

わからないけど、私には次の課題がだされてしまった。

 

① 靴下はハサミをいれてもらって少しよくなったのだが、父の履いているジャージのすそのゴムがやはり圧迫してむくみをだしてしまう。

ズボンを切ってもいいか?

それともチャック式のものにするか?

という課題。

これも持ち帰りにさせていただいた。

 

行くたびに課題がでるな。。と思いつつ日々、対応してくれる方々に感謝しかない。

 

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