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鈴 真由.の徒然なる介護日記

叔母夫婦の面会

夏ごろから、面会に行きたい。行きたい。と言っていた叔母夫婦が父の面会に行った。

 

「単独で行っても何言っているのか?わからないよ。」

 

と言っておいたのだが、叔母も足が悪くなり歩けないので生きているうちに行きたい。

と言い放っているので面会ルールが緩くなったのもありOKした。

 

母の妹なので父には義理の妹である。

母に一緒に行くのか?と聞いたら、

「この前、車椅子で行ったのに歩いて行ったら変だから、あんた行ってよ!」

になり、また、私が行くことになる。

 

叔母夫婦が施設に到着するより少し早く私が施設に行くと父は横になって寝ていた。

「眠い?具合悪い?」

と聞くと

「そうじゃない」

というが布団をかぶって横になっている。

どうしようか?と思ったがそのままにして私は父のチェストの中を片付けたかったので黙々と片付けをしていた。

 

時間になり叔母夫婦を玄関に迎えに行く。

叔母は股関節が悪く両手で杖をついても階段などは苦しいようで叔父が支えていたので、また車椅子を借りて叔母をのせて居室へ行った。

「あら、楽ちん」

と言っていたが毒舌の叔母にしては言葉が少なくなっていた。

 

父は叔母夫婦が来たらベットから起き上がった。(助けてもらって)

叔母が

「〇〇ちゃん(兄さんとは言わないで名前呼び)、わかる?」

と聞くと

「わかる」というような感じのことをこたえて3人で顔を合わせていた。

 

顔を合わせても父から話すわけもなく、

父の言葉は聞き取れないので会話が成り立たないため、チェストを片付けながらの私と叔母夫婦の会話を父は聞いていたという感じの面会になった。

 

叔母は父の施設が気に入ったようで

「綺麗でいい所じゃない。どうやって見つけたの?」

のような感じで聞いてくるので、特養入所の苦労を話したり・・・。

 

叔母も要介護1になっているらしく、この夫婦は子どもがいないので、二人して

「私らももう近いうちに施設だよ」

と叔父が言っていたり。(叔父はいたって元気な後期高齢者だけど)

ほとんど、叔母夫婦と私との雑談で終わった。

雑談をしながらも叔母の会話にキレがなかったり、表情が硬いままなのが私は気になった。

 

父も叔母夫婦のことはわかるようで言葉には出さないけど、にこやか?に過ごしていた。

久しぶりに私も父におやつを持って行ったし、

叔母夫婦も父におやつを買ってきてくれたりしたのでしばらく父はおやつには困らないだろう。という感じだった。

 

小1時間ほど居室にいて、叔母夫婦は帰った。

私はフロアのヘルパーさんと近況を話したり、相談員さんにちょっと相談をしたりして

施設で話をしていったので別行動になった。

 

ベットに座っている姿を見て叔母は

「あんまり変わらないようでよかった」

と言っていたが、、、

いやいや。。

一人で起き上がるのが難しくなったし、ベットからトイレに行く時はほとんどヘルパーを呼んで介助してもらう状態なので自宅にいたときとは雲泥の差になっているのだけどね。

 

要介護4の義理の兄を見舞う?妹も要介護1。

母も叔母もそろって要介護1。

4つくらい年齢差があるはずなのに母姉妹は揃って車椅子面会だし、本当、老化の波がきているな。と思わされる。

 

叔母の念願だった父との面会も出来たので心残りはなくなったのではないでしょうか?

 

最初、叔父が

「いいよ。俺らだけでも」と言っていたが、帰り際に

「やっぱり、真由ちゃんが来てくれてよかった。俺らだけでは時間が持たなかったよ。」

と言われた。

私だって、何言っているか?わからないのだから、そりゃそうだ。と思いつつ叔母夫婦を見送ったのでした。

 

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