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鈴 真由.の徒然なる介護日記

大晦日の面会

昨年最後の面会は大晦日に行った。

もっと前に行くつもりだったのだが、何かとバタバタしているのが年末でギリギリに予約をとって最後に顔を見に行った。

施設の面会ルールが事前に予約をしないといけないので前日までに連絡をしなくてはいけない。

空いた時間にフラッと行けるようになると面会もかなり楽になるのだが、仕方ない。

これでもかなり緩和されたようだし。

 

事前に13時から14時頃と伝えていたのだが、実際には15時を過ぎてしまった。

父には面会の時間が伝えられていたらしく父はずっと待っていたようだった。

 

ダイソーで買った食べられない鏡餅と年末年始用のおやつを買ってから行った。

父の部屋に行ったら、ゴロンと横になっていて具合が悪いのか?と思ったがそうではないらしい。

でも、トイレに行きたいのに起き上がるのが大変になっていて、ヘルパーさんを呼んで介助をお願いした。

 

晦日なのでヘルパーさんも少なくて、15時までの女性のヘルパーさんが

「お昼ご飯は年越しそばだったんですよ。

ペロリと召し上がっていました。」

と教えてくれた。

お蕎麦も細かく刻まれていて、あんかけのようにトロミをつけたお蕎麦だったようだ。

去年までは自宅で私が作った年越しそばをむさぼり食べていたけれどもう、無理になってしまった。

 

父に「年越しそばだったんだって?」

と聞いても

「そうだっけ?うまく無い。」

と相変わらずの不愛想な返事だ。

施設側でも年末年始は特別食を用意してくれているらしい。

メニューは人それぞれなので父の場合どのようになっているのか?わからないけど。

まあ、きざみやトロミを付けた状態なのでお餅は絶対にありえない。

お餅も今年の初めまで毎朝食べていたっていうのにね。

(危険食なのにある意味すごい。。)

 

お部屋の中はかなり暖かくて、ポロシャツとベストで済んでいるようだ。

自宅が激寒だったので母は裏起毛とかモコモコをもたせていたが、ここでは必要がないようだ。

食事の時に垂らしたり、よだれを垂らすのでいつもベストやカーデガンに染みがついているのが気になるが、上着は毎日のように洗わないのでこれも仕方がない。

 

会話になるか?わからない他愛もないおしゃべりをして帰ってくる。

もう、トイレは介助なし(見守り)では難しくなっているし、車いすが多くなっている。

転倒も多いらしく、この1年で出来ないことが多くなった。

 

父にとっては初めての施設での年越し。

年末年始はスタッフも少なくて大変そうだが、お礼をいってお願いしてくる。

入所当時はあんなに暴れた父が最近はスタッフさんへも態度も軟化しているらしい。

それでも頑固一徹は変わらず、怒ることも多々あるらしいが。。。

 

この状態は自宅介護の限界なので施設入所は仕方なかったけど、、

父にとっては衣食住足りても自宅に居たかったのだろうな。と思いつつ。

2023年最後の挨拶をしてお別れをしてきた。

 

それにしても、本当に!私しか面会に行かない。

こういうものなのか???と思った1年だった。

 

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