2019年1月、母の入院中に戦った過去記録・・。
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「ゴミ屋敷」の実家をガンの手術後の母のために片づけて、介護ベットを置きたい!
という生活環境整備が、凄いことになっている。
戦い初めて14日目。
ここは、ターンの時期で・・・
戦国時代でいう「関ヶ原の戦い」。
本当の意味での「ゴミ屋敷片づけ屋」さんのプロを頼んで一気に吐きだしにいくことにした。
この家には母屋の「ゴミ屋敷」のほかに、1部屋だけの離れの「スーパーゴミ屋敷」がある。
母屋の1階の座敷に介護ベットを置きたいために今までは、母屋を攻めていた。
でも、ここで出た荷物(うちの場合、新品のモノ)を退避する場所がないと母屋の座敷がまた、積み上がった「ゴミ屋敷」になってしまうという循環なので、元わたしの部屋であった離れの「スーパーゴミ屋敷」を一掃して、ここに青空教室になったままの荷物を退避させよう!!
ということになった。
わたしが住んでいたころには、古くても小奇麗にしていたのが、今は面影もない。
ねずみやゴキブリの巣窟になっている。
6畳一間に半畳の水場にトイレの間取りに、わけもわからないビニール袋が積み上がっている。
そして、ねずみとりやらゴキブリとりシートがたくさん置かれている。
そして母屋の裏口側には、台所から出た限りないほどの瓶、カン、ペットボトルの山が産廃業者を待っている状態。
これらを一掃すべく、手配していただいたのは、コンテナではなくてトラック。
2.5トンのロングというサイズになるそうだ。
かなりデカイ!!!!
1人はトラック付きになって車が来たら移動しながらの積みこみ作業がはじまった。
作業員は先日の営業のお兄さんを筆頭に男手が4人。
そこに指示をだすわたし。
「ここからここまではゴミ!
そのあと、ここまで!!」
のようにお願いして一斉に積み込み開始!!
男性4人の精鋭がどんどんと積みこんでいく。
離れの中は、わたしが指示だしして崩していく。
また、干からびたねずみのミイラが出て!!!
わたしが絶叫しながら、逃げて行ったりしながら・・・・
「いや~。これ、凄いですね。
こんなに食べ物の多い家って初めてです。」
と日常にゴミ屋敷を片づけているお兄さんにいわれる。
昔のお歳暮?お中元?の詰め合わせがそのまま、開封もされずに残っていて・・・
「はい、帝国ホテルのスープ」
「はい、エビスビール」
「はい、ホテルオークラの詰め合わせ」
「はい、素麺セット」
とバンバン開封してはゴミにだしていくと・・・
「ほんと、これら、賞味期限内に食べたかったですね~」
とお兄さん達に言われながら、ゴミ袋に投入されていく。
瓶カン・ペットボトルの水ものが多いのでトラックの奥から、積み木のように積んでいってくれる。
この積み方が凄いわ。
ジェンカのようだ。
朝、うちに空車で到着しているので最初は空っぽのトラックがどんどんゴミで埋まっていく。
当初、「裏のスーパーゴミ屋敷」だけ。って思っていたけど、もう、ここまで来たら庭周辺のペットボトルやら水ものも漁って漁って
積めるだけ積んでもらった。
(それでも、物置類は見ないまま「封」をしたけど、目についたものは回収してもらう・・・)
これで庭の周りも一掃されたか?
と最後の点検で家のまわりをわたしがぐるぐるしていたら・・・
今までノーチェックであった「裏の離れの裏」にある。
亡き祖父の庭いじり道具がはいっていたであろう物置をあけてみたら・・・
ぎゃあああ~~~~~!!!
ここもペットボトルが詰まっている!!!
積みこみ陣の男性たちが呆気にとられながら・・・
「いや~。ある意味、期待を裏切らないですね。お母さん・・・」
と言いながら、それらを掘り出してトラックに積んでもらうと・・・
2.5トンのロングトラックが満載!!
水ものが多いから積載量を越えているらしい。
これ、実質4トン近いらしい!!!
・・・・・・・・・・・・。
えっと、先週までは3トンくらい捨ててもらっているので・・・・
全部で7トン??以上!!!
このサイズのトラックは、2LDKの夫婦家庭の引越しに相当する荷物をのせるサイズらしいのだが・・・。
うちは台所の賞味期限切れ食品と1部屋から排出されたものでトラックが埋まる。
凄すぎる!!!
そして、プロはこの作業を半日程度で終わらせてくれた。
床のフロアリングが機能していないけど、空いたアフターの「スーパーゴミ屋敷」。
(離れの部屋)
さすが。と思った。
でも、ここまで2週間近くかけて、かなりの分別をしているので、
「ここからここまで一気に捨てて!」
と私も言えるけど、母屋の座敷はこの方法では一気に排出できなかったな。と思った。
とりあえず、空間確保。
「空間確保」。
これは「ゴミ屋敷」にとってとても重要なことだ。
それにしても、いったい、何百万円相当のものを捨てているのだろうか?
娘は、日銭で生きているっていうのに!!
これをコツコツと積み続けた母も、ある意味凄い。凄すぎる!!
でも、この積み上げを捨てるのにどれだけの労力とお金がかかっているのかは・・・
積み上げた人は知らない。
母が帰ってきたら、怒られるわたしは、とっても割に合わない仕事をしている。。。
と思う。
疲れた・・・。
本当に・・・。
まだ、続くのであります。
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