２０１９年１月、母の入院中に戦った過去記録・・。
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もう、本当の産業廃棄物処理業者の「ゴミ屋敷整理」の見積もりをお願いすることにした。
施設から、お話はまわしておいて貰ったので、とりあえず現場を見てもらうことにした。
営業の方と事故現場などの「特殊清掃士」の方まで一緒に来てくれた。
こいつは凄いわ。
で！このプロ中のプロが、わたしたちが１週間戦ったあとの家の中と
魔窟の２階と
ゴミの土嚢が積み上がった家の周りを見て・・・・・
「いや～。
これ、１週間でやったのですか？
凄いです！
わたしたちは、お金を頂いているので仕事でできますが・・・
素人の方が１週間でここまでやるとしたら、相当です！！！！
前に２年間、仕事を休めるからコツコツ自分でやるってお客様はいらしたのですが・・・
女性で、１週間でここまでやったのですか！！
凄いです！！」
と感嘆されてしまった。
１週間、戦ったあとから一気に来週末までに片づけたい！となると・・・
もう、おじさんの言う「産業廃棄物処理コンテナ」では、うちは済まないらしい。
「コンテナでは数回、運んでも終わりません。
これだと３トンから４トンのトラックを横付けして吐き出ししても、出来るか？どうか？」
と言われる。
２部屋で４トン！！？？？
すでに３トン以上、捨てているのに！！！！
それを人海戦術で行うしか片付く手段がないらしい。
見積もりを聞いて、倒れそうになった。
でも悩んでいる時間もないし・・・
「人にモノを薦める仕事をする人間が即決できなかったら、販売や営業はできない！」という和田ひろみさんの言葉も思いだし・・・
もう、来週、一気に人海戦術で攻めることにした。
「私たちが１週間、やってきたことって、無駄だったのでしょうか？
ここまでもお金をかけているのですけど・・・」
と聞くと・・・。
この専門業者で２部屋を片付けてもらうと軽く３ケタを超えるらしく・・・。
だから、この１週間のわたしとおじさんたちの労働は経費削減には、なったらしい。。。。。
「少しでも一般ゴミで捨てておいてください。
最終的には、廃棄するゴミの量で決まるので。
あとは人件費ですね。」
というので、「スタッフは少数精鋭でお願いします！」と頼んでおいた。
２部屋で数トン！！！？？？？
もう、言葉が出ない。
「軽く～、見ていただいた２階を万が一、御社でお願いすると片づけにだいたい、おいくらくらいかかりますか？」
と天井が抜けそうな２階の概算を軽く聞いてみた。
「1㎥のゴミの量で決まるので何とも言えませんが・・・・
部屋数とお部屋の畳数からすると、だいたい数百万ですね。」
と言われて、卒倒しそうになった。
ゴミを貯めるのにお金を使い。
それを廃棄するのに何十倍のお金と労力がかかる。
これが「ゴミ屋敷」だ！！！！！
この現状、わかっているのか～～！！！！
と母を怒鳴りつけたくなっている。
もう、ガン患者だなんて、ことはすっ飛んでいる。
ああ、手術の日が遠い過去のことのようだ。。。
まだ、10日くらいしか経っていないけど・・。
この人は、ガンより怖い病にずっとかかっていたようだ。
そうとしか、思えない。。。
