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鈴 真由.の徒然なる介護日記

10月

私が仕事ですり減りすぎていて、9月、10月は全然、余裕がなかった。

毎朝、実家から車で出勤するので出がけに母がちゃんと起きているか?を

「おはよう」と確認するだけで、夜も顔を見るくらいになり、ご飯も一緒に食べなかった。

両親の病院対応やケアマネ訪問の予定だけは何とかこなしていたが、ほんとうに余裕がなく、メンタルがすり減っていて、これではだめだ。と今の仕事は10月末で更新をしないことにした。

あまりに今の仕事が負荷が大きすぎて帰ってきてから抜け殻のようになっているので

どうしようとずっと悩んでいた。

介護退職はしたくないのと、自分の生活もあるので無職にはなりたくないのだが

このままこの契約社員を続けていく自信がなくなり一端、区切ることにした。

私は仕事に関してはちゃんと継続していないので一貫性がなく、ライスワークをしている自分がとても嫌なのだが、心身を壊してまで続けることはない。と自分で判断をくだした10月だった。

10末で退職するために10月後半はいろいろ仕事上の片づけなどもあり、余計バタバタとしていて回りのことに気を配ることができないまま時間が過ぎた。

一つ区切ることに決めたことにより、少し自分の中で楽になったところはあるが、今後のことを考えると不安も大きい。

ただ、自分の性格上、どこでもどんな年代とでもやっていけるところはあるので、その辺はなんとかなるだろうと楽観視しながら、最後のご奉公に務めた。

 

人はたくさんの役割をもっている。

仕事上の役割だったり、子どもの親であったり、娘であったり、孫であったり。

どれか1つだけということはなく、今の私は働く社会人であるとともに、親を診る娘の役割もあるので、それが両立できないほど追いつめられるとどっちにも破綻をきたしてしまうので1つ区切りをつけた。

 

私自身はフリーターではないがフリーター気質があり、どこでもやっていける性格だと思っているのでなんとかなるだろう。と思っているのだが、今、うちではもう一人撃沈して休職しているのがいる。

妹2号だ。

メンタルをやられてもう1年半近く休職中である。

何か言われるのが嫌なようなので、何も言わないが1年半たっても改善の余地がみられないし、本人ももう退職するつもりのようだ。

この人は、私と違い新卒から働いているのだが、それゆえ、転職や職探しをしたことがない。

転職活動も20年前とは全然違うのが昨今だ。

そして、彼女は人見知りのうえ、社交性がなく、神経質で新しい環境になじむのが苦手なタイプだ。

まして鬱?で余計に引きこもっているので次に何かを探すのも難しと思う。

母もそのため妹2号のことばかり気にして心配している。

(妹2号の心配をしている間に姉は退職してしまうんだけどね)

 

仕事も介護も心身のバランスがとれていないとできない。

どっちも厳しいものだから。

私は最近、全然、親のことに気を配れなかったので、少し一息ついて出来ていなかった

事を片付けながら、また仕事を探そうと思っている。

男性だとこうはいかないのだろうが・・・

 

子育ても介護も何かの面倒をみながら仕事をフルでするのは大変なことである。

 

ちょっとギブアップの退職で自分的には悔しいが、自分を大切に過ごそう。

そして、最終日まで勤めて、円満ではないけど、角がたたないように退くことができたのでそれはよかったと思っている。

 

自分のことだけでは生きていけないのが人生だ。

 

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