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鈴 真由.の徒然なる介護日記

面会

6月から完全に私がダウンしているので、普段、閉じこもっている妹2号が父の施設に夏物の着替えを少しとおやつを届けてくれたらしい。

 

「10日分のおやつは届けてきた」

 

とメールが来た。

 

妹2号は休職中で実家に入り浸っているので平日の面会の予約をとって行ってくれるといいのだが、それは難しいようだ。

着替えとおやつを届けてくれただけでも感謝である。

 

私が仕事も休んで実家には連絡もしないでいるので、仕方なく動いてくれたようだ。

 

面会のように予約をとって行くような行動がメンタルをやられているとできないので、妹2号は父に絵ハガキを書いたりもしてくれている。

 

何もしないわけではないので、助かる。

 

本当なら、分担して介護すべきなのだろうが、それが難しいのが現実。

兄弟姉妹がいないとなれば諦めもつくが、いるのに何もしないと私はイライラしていたが、

こういう時には誰もいないより居てくれてよかったと感謝の気持ちを持てた。

 

私も1カ月、検査にいったり寝込んでゴロゴロしていた6月だが、

施設で暮らす父にとっては1カ月という時間は長いだろうな。とふと思ったりしていた。

 

父のいる特養は実家と同じ市内なので距離的にはそんなに遠くはない。

私は車で動くので10分くらいで行ってしまうのだが、交通の便が悪いので運転しない母や妹2号には通いにくい場所である。

 

母は具合が悪いことになっているので家から出た4月から全然、顔を出していない。

母本人も

 

「今、行っても里心がつくから、しばらく行かない!」

 

と言っているが、もう3カ月だ。

 

80代も後半の3カ月はとても貴重だし、「しばらく」なんて言っているけど、この年齢に「しばらく」という時間の保障はどこにもないという事をわかっていない。

 

3カ月間で家族面会2回というのは、それでなくても帰りたい父にとっては捨てられた気分になるだろう。

 

私も心配ではあるが、こんな状態では面会にも行けない。

なんか、もどかしい。

老親とのこの時間は、とても大切なのに・・・とダウンしながら思ってしまった。

 

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