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鈴 真由.の徒然なる介護日記

ユーチューバー

実家で父が以前お世話になっていた男性ヘルパーさんがいたのだが、なんと今はユーチューバーになっていた!

 

入浴介助で入ってくれていた40代の男性ヘルパーさんで、とても感じがよく丁寧な仕事してくれる人だった。
うちでは入浴介助だけだったのだが、このヘルパーさん、料理もうまいらしく結構、人気のある方だと担当のケアマネに聞いた。

 

大柄の方なので父も安心してお風呂の介助をまかせていたし、男性には気難しい父がなじんでいた人だった。

なのでいきなり退職されると聞いたときはとても残念だった。

 

まあ、介護職は離職率たかいし・・

何か理由があるのだろう。と思って何も聞かなかったのだが、後日、この人のユーチューブの話をケアマネさんから聞いた。

 

「別になんてことない家族の動画なんだけどね」

と見たことのあるヘルパー長さんはおっしゃっていた。

 

なので、私も調べて見てみた。

 

お子さんが障害がある子でその子を囲んだ家族の日常のチャンネルになっていた。
(たぶん、最初は犬の名前がタイトルについていたので愛犬動画でもあげるつもりだったのだろう)

うちの近所の映像が普通に流れていて、

へええ~ご近所なんだ。なんて思って見ていた。

 

とても暖かい家族で、ヘルパーさんは家でもいいお父さんなんだな。と思ってみたことがあった。

しかし、40代でユーチューバーか?!冒険だな!とも思っていた。

退職当時で登録者数1万人になったくらいだったかな??

 

私も毎日、気にしているわけではないので、先日、ふと思い出してこの人のチャンネルを見たら・・・

 

動画数が圧倒的に増えているし、なんだかカテゴライズして別アカウントもあるし、登録者数も7万人になっていた!!!!

これはしっかり、ユーチューバーだ。

と驚いた。

 

ヘルパーの仕事もそんなに高給取ではないので、そのくらいなら今は広告収入で稼げているのだろうか??

まさか身近でこんな形の転身をする人がいるなんて。

それもお世話になったヘルパーさんが。

ちょっと驚いた。

 

でも、今は動画ネタにすることもできる家族像もきっと大変な時期があったのだろうということは推測できる。

介護職の方は身内に障害をもつ人や病気の人いることが多い。

前のケアマネさんもそうだった。

それはけっして優しい環境ではなくて、自らの体験の上で仕事に役立てたいと思って介護職をしている人も多いのではないだろうか。

地味できつい仕事だと思うので。

介護職。

 

ユーチューバーになったヘルパーさんはびっくりだったけど、少しでもお役に立つように私も時々、動画を拝見しようと思った。

(見ていて、確かにほっこりするので同じような環境の方は救われるんだろうな。と思った。)

しかし、世の中、何がどう転がるかわからない時代でもある。

 

ユーチューバー。。。

動画編集は出来ないからな。。と私は思ってしまう。

 

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