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鈴 真由.の徒然なる介護日記

猛暑

今年の夏は例年になく猛暑のように感じる。

(最近は毎年、猛暑なのでそんなに変わらないのかもしれないが、とにかく、暑い)

最高気温が36度以上とか。。

一昔前はなかったよな~。と思う。

 

私が子どもの頃の実家にはエアコンなどなくて、子ども部屋には扇風機もなかったような気がする。

それでも午前中は勉強しろ!と言われて机に向かえたような記憶があるし。

プールがある日は学校のプールに行くと帰ってきてそのままお昼寝できた記憶もある。

もう、あの頃とは別物の気候になっているとしか言えない。

 

今年は父は施設にいるので温度管理された中で過ごしている。

昨年までは、何度、注意しても朝は5時過ぎに玄関前のポストに新聞を取りにいき。

(よたよたと杖をつきつき・・)

毎日、猛暑も関係なく1日5回、庭の朝顔に水をやりによたよたと炎天下の庭に出ていた。

朝顔は炎天下に水やりをされるので全然、花が咲かなかった。。)

ある意味、自分のスケジュールを崩さない人なので、そこはすごいと尊敬するのだが、

真夏の炎天下にヨタヨタと庭に出ていくのは辞めてくれ!と何度言っても聞かなくて・・。

昨年は、庭での転倒で死に損なって、私が救急の整形外科に担いでいったり・・

朝の新聞とりで転倒して頭から流血の怪我をして、脳神経外科、外科、と何度も病院に連れて行ったり、真夏の転倒が多かった。

 

庭いじりをするのが父の自己リハビリ?スケジュールであったのだが、本当、真夏と朝イチは辞めてくれ!と何度言っても聞かなかったので、今年は施設に収監されていてよかったと娘は思う。

 

まあ、温度管理されている中で安全には過ごせるけど、自由に外に出れない環境が果たして本人の意思に沿っているとは思えないけど・・

居室の中でも6月にトイレで転倒したりしているので、今年、自宅にいたら、本当に危なかったかもしれない。

 

さすがの母も今年はエアコンを毎日、使っているが、エアコンの使い方をしらないので29度や28度設定で耐えている。

古い日本家屋はそんな温度設定では冷えないのだ。

返って、風があると外のほうが涼しいとか、エアコンの正しい使い方とはいえない状態なのでこっちはこっちで熱中症のリスクが怖い。

それでなくても物が積みあがって、空気の循環なんて皆無だし、居間以外はほぼ外気温という温度差の激しい家なので夏と冬は家での生活も気をもむ。

 

気候も変わっているし、エアコンというものも父母の世代にはなかったし、親の中の夏というものは、私の子どものころの窓を開けておけば過ごせる夏の認識から変わっていないようなので、ニュースで高齢者の熱中症での死亡が報道されると他人事ではない。

 

私たちだって、あと30年後に生きていたら、その時代の空調管理なんてできないかもしれないし。。

その時代には夏は40度超えているのが当たり前になるかもしれないし。

 

本当、高齢者には厳しい夏である。

 

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