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鈴 真由.の徒然なる介護日記

家財の持ち込み

父の特養は入所になると居室の家財を持ち込まなくてはならない。

今まではショートステイだったので、施設側が洋服などをいれるチェストとテレビ、テレビ台やハンガーラック、椅子を貸し出してくれていたのだが、今度はこれらを用意して届けなくてはならない。

 

テレビは今まで家で使っていたものを持ち込むが、チェストなどは買わないといけなくてニトリで探した。

そんなに立派なものでなくてもいいので、上に物がおけるタイプのもの。

 

 

祖父が特養に入所したときは多床室であったせいか?

昔だからか?

そのような持ち込みはなく、全部施設のものを利用させていただいていた。

 

父はお部屋もユニットの居室だし、時代もかわったのだろう。

と家で使っていた古い押し入れ収納ボックスと新しいチェスト。

テレビと父のベットの枕もとに並んでいた私物をまとめて施設に持ち込んだ。

 

コロナ禍対応でなければ私がお部屋で片付けるのだが、今は入口まで運んで施設の方におまかせになる。

 

第一戦で戦ってから、全然、父には会えていないし、最近は少し落ち着いているのか?施設内の様子もわからないので、

どうなっているのか?少し不安である。

 

わっせわっせと休みの日に何往復もして荷物を運んだのだが、施設の外に古びた収納ボックスが廃棄なのか?置いてあった。

 

ああ、これはどなたかのお部屋で使われていたものなのかな?

そしていらなくなって廃棄になるってこは・・・

退去か?入院か?になってここを出ることになったのかな?と思って見ていた。

 

特養はある意味、終の棲家である。

ここを出ることの意味を考えると。。

物言わぬ古い収納ボックスが何とも言えない意味をもつようで何も言葉がなくなった。

 

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