明日、父をショートステイで入所させる。
脳梗塞の後遺症から20年以上
腎臓がんの告知をされてから4年ちょい
マイペースに、ひたすら頑固に人の言うことも聞かずに自宅での生活を継続させてきた。
3月初め、血尿が突然出て、止まらなくなり急遽入院。
腎臓がんの根本切除を何もしないまま4年。
転移もなく過ごしてきたので、このような日がくることは予想していた。
でも、その日は突然で3月、急遽、入院。
根治の治療をしていないので、対処療法で血尿の様子を見ている間に誤飲性肺炎を起こしてしまい12日ほど入院したので
退院後の生活は大きくかわった。
今までのようにいかない父だが、今までのように過ごそうとする。
食事も誤飲性肺炎で嚥下機能の低下のため普通食が食べられなくなったのでソフト食と指定がきた。
排泄もおむつを嫌がるため、毎日大失禁。
それでも今まで通りに過ごそうとすると同居の母の負担が増大になった。
わたしも3月は毎日、病院からの電話。
ケアマネとの連携の電話、SMSを仕事の休み時間をつぶして対応した。
退院後1週間で回りが皆へとへとになり、これは在宅はもう無理だ。と思った。
とはいえ、そこからすぐに施設入所ができるわけもなく、、、
とにかく夜は施設の入居書類をひたすら書いたり
ケアマネからの情報を整理したり。
仕事をしながらなので、もう、帰ってきたらお風呂も入らず行き倒れたり。
心も体もギリギリになっていた。
とりあえず、ショートステイから施設につなごう。という話になり、これはこれでまた、あっちこっちと打ち合わせをして
すり合わせ。
事務的な手続きといろいろな情報整理と手配とで実働のケアは私は(仕事で)できなかったが、ものすごい負担になり、イライラしている日々がつづいた。
父はショートステイでも嫌がり、「いかない!」というのを
なんとか嚥下のリハビリのため。とごり押しして話を進めたが、明日、ショートに出したら、たぶん、2度と自宅にはもどさないつもりでいる。
父をだまし討ちしながらの入所。
これが実家での最後の時間。
なのに、疲れすぎて、私は今日、実家に行けなかった。
最後だと悟られてはいけない。
でも、裏ではこのままずっと入所にしようとしている。
誰かが決めなきゃいけないことなのだが、こころがざわついている。
坂本竜一さんもお亡くなりになり、本当、人生なんていつ終わるかわからない。
そして、年をとると本人の意思より介護者側の都合で決められていく。
施設入所は親を捨てるわけではない。
施設入所は親を捨てるわけではない。
と思いつつ、心の中の葛藤がとまらない
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