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鈴 真由.の徒然なる介護日記

滞在時間9分

11月12月と父のことで忙しくて母のケアマネ訪問を母一人でお願いしている。

 

今のケアマネになってから毎月のモニタリング訪問に私が同席してもケアマネがあまりに事務的で終わらせるので立ち会う意味ってあるのかな?と思っていた。

最近、私がいることで母がしゃべりたいことを話せていないのかもしれない。と思い

 

「今月は申し訳ないですが母と二人でお話をきいていただけますか?」

 

とお願いした11月の訪問がなんと!滞在時間9分という事後連絡メールが来てびっくりした。

 

「通院が来週で変化がなく特に異変や処方変更もないとのことで滞在時間が9分でした。まだお母さまに信頼いただけていないようです」

 

というメールに呆然。

 

ごめんなさい。

私も営業で知らない家に訪問することがあったのでアイドリングトークと締めのトークだけで10分は過ぎてしまうよ。と思ってしまった。

どうやったら9分で帰れるんだ?

 

「こんにちわ。

病院どうでしたか?

変わりはないですか?

デイサービスどうですか?

では失礼します。」

 

って感じでしょうか???

 

このケアマネ、時間と予定に追われすぎていて話を聞くってことが出来ないんだよな。と思っていた私の直感は思った以上にあたっていた。

それにしても9分ってすごすぎないか?

平均でも30分から1時間は話すだろうが?

モニタリング訪問。

前のケアマネさんたち1時間以上、話をきいていったよ。

どうやったら滞在時間9分になるんだ?と思ってしまった。

 

で12月は父が他界して父の葬儀や事後手続きで私の時間はほとんどとられているので今回も母と二人でお願いした。

 

「父が他界してなんだかんだ言っても母も落ち込んでいます。

話しをきいてあげてください。

さすがに9分というのは・・・」

 

とお願いしたのだが・・・

 

「今回は妹さんがいらして帰りに玄関先でお話させていただきましたが53分でした。

言い訳になりますがお母さまは先月と同様に何をうかがっても話しの展開がなく「大丈夫です!」「やっています」等シャットアウトのため、次々とこちらが質問する形になり警戒されているようなご様子でした。」

 

というメールが報告で返ってきた。

っていい訳だろうが!!

滞在時間を計ってほしいわけじゃなくて母の話をきいてやってほしいわけなんですよ!

 

たぶんこの方の質問の仕方だと「イエス」「ノー」の返答しかでないんだろうな。

と思った。

そこで、「大丈夫です!」と言われても話のふり幅をもたせるのがコミュニケーション能力だろうが!

 

何かを提案してもほとんどの場合は拒絶する老人の方が多い。

それをいかに興味をもたせるか?

日常の中の会話から変化を感じるか?がケアマネの力量ではないのでしょうか?

雑談力だけは長けていて必要以上に長居してお客様と話まくる私には考えられない。

 

ため息がでてしまった。

この人、老人との会話ができないケアマネなのか?

とりあえず発注したいものの手配はする。

で、担当者会議はする。

と言ってもその担当者会議は本当に業者同士の会議で事務的なので母を交えてする必要性があるのか?と思ってしまう展開だった。

 

なんだかな~

この人と二人三脚は難しいな。

というかコミュニケーション能力と傾聴能力、低すぎ。

ケアマネは事務だけやればいいって訳ではないと思うけど。

 

家族からヒアリングするだけなら当事者抜きのメールだけで十分だし。

でもそれだと管轄の市から注意されるから何が何でも月内に訪問はしなくてはならない。

「10分でいいから訪問させてください。」と前に言われた。

そういう事務所側の「ねばならない」を表にだして仕事している人なので

私もいまいち相性が合わない。

 

とはいえ、交替もなかなか出来ないので仕方ない。

この2か月の対応で相当な幻滅感とこの方の言い訳の多さがわかってしまった。

残念。

 

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