ショートステイで入居した父に何か雑誌をもっていこう。
(読むのか?読めるのか?は疑問なのだが、家では新聞をめくっていたので)
と雑誌を探す。
4年前にショートステイしたときは週刊新潮を買ってこいとかうるさかったのだが、
今回はエンドレスなのでわりとコンスタントにお便り便替わりになるものはないか?
と思っていたのだが、今って紙媒体の雑誌がない。
読む力があるのか?わからないので写真が多い昔の「アサヒグラフ」みたいなのがいいと思ったのだが、全部、廃刊になっている。
まあね。。
私も紙媒体の雑誌を買うくらいならAmazonプライムリーディングかdマガジンで十分なのでわざわざ紙で買うのはバカバカしいが、老人は紙だ。
昔、アエラを定期購読していたので、試しに1冊アエラを買ってみた。
う~~ん。
雑誌、退化している。
薄っぺらくなって、中身もなくなって。
そして、アエラの中身がとても80歳以上の老人に理解できるとは思えなかったが、荒れている父に届けてみた。
相談員さんがタイミングを見て渡してくれたらしいが、雑誌を読んだか?めくったか?はわからない。
雑誌より、そこにつけた私の愛犬の写真がかなり父をなごませてくれて半日くらいご機嫌がよかったらしい。
犬、つよし!
動物、強し!
面会もできないので、アエラとワンズの写真は私が来ている証拠になるようで・・。
少し役にたったのか?というとそんなに効果はなかったようだが。
なんだかテレビも見ないで荒れているようで、娘はため息が出る。
面会にも行けないご時世だから、仕方なしの苦肉の対応なのだけど。
本当に時代はかわって紙媒体はなくなってしまった。
本屋もないし、雑誌もなかなか見つけられない。
みんなネット購入で頼んでいる。
こんなことでもなければ、雑誌なんて買わないし、探さないが
薄っぺらくなったアエラを父のために買うことになるは思わなかった。